お知らせ

当社は、2005年4月1日をもって、産学共同研究開発専門会社から、特許・技術移転専門会社に業容を変更致しました。本ホームページの過半の内容は、2008年3月までの研究開発活動と成果に関するものであります。これらの内容および現在展開中のプロジェクトに関するお問い合わせは、ICHST (International Center for Hydrogen Storage Technology)あてにご連絡ください。

蓼科研究センターのアートセンターとしての用途変更(2009年9月)

蓼科研究センターは、個人美術館、プライベートコンサート、美術工芸品展示などのアートスペースとして生まれ変わります。音楽家(特に、演奏家)、画家、彫刻家、陶芸家などの演奏・創作活動に最適なスペースと施設を提供します。すばらしい自然環境の中でのプライベートコンサートや美術・作品展示のためのスペースとなります。また、美術品収集家の収蔵・展示スペースとしても生かされます。

メインホール正面 歓談・ダイニング・パーティースペース

DBFC(ボロハイドライド燃料電池)の最終試作品が完成(2005年3月)

水素燃料源を水素化ホウ素ナトリウム水溶液とする低廉な可搬型の新燃料電池として開発されたもので、携行や保存に便利な粉末状水素化ホウ素ナトリウムと水を混ぜ合わせることによって、長時間の連続した発電が可能です。

災害非常時用電源としてのPEM型燃料電池?(200W - 1kW級)

(水素化ホウ素ナトリウム水溶液を水素供給源として長時間の作動が可能)


米国エネルギー省(DOE)のボロハイドライド開発動向

(この報告は、2007年11月30日に発表された”No-Go”結論をもって終了します)

DOEでは、Federal Register (December 20, 2006/Notice76307によって" Hydrolysis of Sodium Borohydride for On-Board Hydroge Storage Go/No-Go Decision (燃料電池自動車搭載用水素貯蔵材料としての水素化ホウ素ナトリウムの加水分解に関する開発促進の是非を問う提案意見書"Position Paper")の2007年4月30日を期限とする公募を2006年12月に開始しました。

"2007 Hydrogen Program Annual Review−Summary Repoart (June 28, 2007)"としてまとめられたHydrogen Storage Sysytem Analysis Working Group Meetingの報告書では、研究開発途上にある水素貯蔵材料の中で、2007年度および2010年度の目標達成に最も近い材料として水素化ホウ素ナトリウムを取り上げました。

Go/No-Go Recommendation for Sodium Borohydride for On-Board Vehicular Hydrogen Storage (November 30, 2007)として報告された"Position Paper"評価結果に関するHydrogen Storage Sysytem Analysis Working GroupのIndependent Reviewにおいて、水素化ホウ素ナトリウムを燃料電池自動車搭載用水素供給源とする開発は、"No-Go"が結論されました。

この報告によって、DOEの燃料電池自動車搭載用水素貯蔵材料開発は、アンモニウムボロハイドライド系材料(amine-borane complexes)開発にシフトして行くことになるでしょう。このN-B-H系材料の中で、最も簡単な化学構造をもつ材料は、ammonia-borane (H3NBH3:)であり、その水素含有量は、1 9.5 wt%。となります。これらの材料には、合成上の安全性や毒性に関連する未知の課題が多いため、その情報収集が重要となります。関する詳しい情報を掲載しました。MERITホームページでは、amine-borane complexesに関する報告書を掲載しました。

オバマ政府では、水素エネルギー関連の研究開発支援は大幅に縮小されました。水素貯蔵材料関連の研究者数も相当に減少する見込みです。

水素貯蔵材料・燃料電池に関連する参考書および解説書の執筆(2007年1月ー12月)-

水素貯蔵材料としての水素化ホウ素ナトリウム(ボロハイドライド)およびその燃料電池(PEMFCおよびDBFC)への利用に関連して執筆した参考書・解説書。

大型ディーゼル気動車のハイブリッド化および燃料電池搭載用水素貯蔵・供給システムおよび車両基地内における”使用済み燃料”回収・再生に関する詳細レポート(全7巻)を完成(非公開)