EPMA(Electron Probe Micro Analyzer) 電子線マイクロアナライザEPMA-8705(SHIMADZU)
いろいろなマイクロアナライザの中でも代表的な装置の一つであり、電子線マイクロアナライザとも呼ばれている。細く絞った電子線を試料に照射し、その部分から発生してくる特性X線を検出して、何が(Be〜U)、何処に(μmオーダー)、何量だけ(0.001〜100wt%)あるかを分析することができる。また、SEM(Scanning
Electron
Microscope:走査電子顕微鏡)としての観察機能も有している。
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ICPS(Inductively Coupled Plasma
Spectrometer) 誘導結合プラズマ発光分析装置 JICP-PS(LEEMAN
LABS,INC)
光源に誘導結合プラズマを利用する発光分光分析法である。発光分光分析法とは試料に電気的、熱的エネルギーを与えることにより発光させ、放射された光を分光器により元素特有のスペクトル線に分け、そのスペクトル線の有無と強度を測定することにより資料に含まれる元素の定性、定量分析を行うことができる。 ←ICPS1000(SHIMADZU)
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ESCA(Electron Spectroscopy for Chemical
Analysis)X線光電子分析装置 ESCA-850M(SHIMADZU)
軟X線励起による光電子分光法であるところから、XPS(X-ray
Photoelectron
Spectroscopy)とも呼ばれており、現在両方の名称が混用されている。極表面層の分析を行うことができ、試料に対する非破壊性が高い、状態分析が可能であることなどの特徴をもっている。 ←AXIS-HS(KRATOS)
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示差走査熱量計 DSC-60(SHIMADZU) 示差走査熱量測定は物質の1次相転移や緩和現象に伴うエンタルピーや比熱容量の変化を簡便迅速に知るための有効な手段です。島津DSC-60は充実した高感度分析機能を有しているほか、数多くの測定が可能となっている。
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X線回折装置RINT-1200(Rigaku)
単色X線を試料に照射し、ブラッグの法則に従い回折されるX線の角度から、試料の構造を観察することができる。モノクロメータを使用することにより、試料からのX線を単色化、バックグラウンドやKβ線の除去などを行い、測定精度を向上させている。
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ガスクロマトグラフ GC14A(SHIMADZU)
ガスクロマトグラフは、分離機能が高いことと高感度であることから、この数年間に渡り有機化合物の有力な分析機器となっている。導入されたサンプルガスはキャリアガスと共にガスサンプラから吸着剤の充填されたカラムに送られる。キャリアガスと共に移動してきたサンプルガス成分の一部は固定相である吸着剤に吸着され、固定相に吸着していた成分は、キャリアガスが流れてくると固定相から離れて移動相に移る。このように移動相中と移動相表面にある分子は、いずれも相接する部分において常に互いの濃度密度間に平衡を保つように吸着と脱離を繰り返しながら、カラム中を進行する。その進行の速度は試料成分によって異なり、吸着しやすい成分ほど固定相に吸着されている時間が長いため遅くなり、吸着しずらい成分ほど早くなる。このように、サンプルガスの吸着度の違いによって分離分析される。
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蛍光X線装置 3270(Rigaku)
X線を試料に照射することによって、照射された物質から特性X線を発生させることができる。この特性X線を2次X線あるいは蛍光X線という。この蛍光X線を利用して、波長から定性分析を、強度から定量分析を行うことができる。固体でも液体でも測定が可能で、測定前に試料にほどこす処理も比較的容易であり、非常に優れた分析法といえる。
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フッ化処理装置 小型フッ化処理装置
研究室で開発された表面処理法であるフッ化処理を施す装置であり、容量は500 [ml]
まで導入できるように設計されている。PID制御により、温度調節し、80[℃]
まで制御できる。上部にある撹拌機で撹拌しながら処理を行い、撹拌速度は2000
[rpm]までとなっている。同時にpHの経時変化を測定できる。
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大型フッ化処理装置 大型フッ化処理装置
フッ化処理を行うことにより、合金の表面特性を著しく向上させることができる。処理温度やpH変化範囲を制御することにより様々な条件で処理を行うことができ、溶液の容量は200[l]
である。大型装置を用いることにより合金を大量に処理でき、炭酸ガスのメタン回収装置などに合金を利用するときに便利である。
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紫外可視分光分析装置 UV-1600PC(SHIMADZU)
有機不飽和化合物および無機化合物は、紫外-可視領域の放射線を透過するとき電子状態の変化によって各化合物特有の吸収スペクトルを示す。この吸収スペクトルの形から化合物の定性分析ができ、また各波長における吸収強度は化合物の濃度に比例するので、化合物の定量分析も可能である。
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比表面積測定装置 FlowSorb・2300(SHIMADZU)
BET1点法を用いた比表面積測定装置である。フッ化処理を行うことにより合金の比表面積がどの程度変化するのか、反応後の試料は比表面積がどのように変化しているのかなどの分析を行っている。
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粒度分布測定装置
SALD-2000(SHIMADZU)
測定対象となる粒子にレーザー光を照射すると空間的に回折/散乱光の光強度分布パターンが生じ、そのパターンは粒子の大きさに依存して変化する。このパターンから、粒子群の中にどのような大きさの粒子がどの程度の割合で含まれているかを測定している。
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自動滴定装置
AT-402N(KEM)
pH、電位、光度それぞれについて指定した値まで滴定を行うことができ、滴定の終点も自動的に判断し滴定を終了することができる。またプログラムを組むことにより、さまさまな滴定法を組み合わせることも可能である。
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金属顕微鏡 PMG3(OLYMPUS)
倍率を50〜2000倍まで変化させることができ、写真撮影、モニターへの出力が可能。水素吸蔵合金の表面観察やステンレスおよびアルミ板の表面観察に利用する。SEMほどの精密度はないが、研究において、研究者自身が目で観察することは重要である。
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電池サイクル寿命・特性試験BLS BS5500((株)計測器センター)
この装置は、多チャンネルのサイクル寿命試験を可能にしたシステムである。研究室では160セットを保有している。
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低温インキュベータ IL600 他(ヤマト科学(株))
電池の充放電サイクル試験を行う際に、一定の温度に保つために用いる。実験を行う際は20℃に設定されている。現在10台保有している。
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大型遊星型ボールミル P-5 (FRITSCH)
本来は合金を粉砕するために用いられる。合金と半径5mm
の玉をミルの中に投入し、遠心力により粉砕する。また、合金とフッ化処理溶液をミルの中に入れ、粉砕と同時にフッ化処理する方法も研究している。
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小型遊星型ボールミル P-7 (FRITSCH)
本来は合金を粉砕するために用いられる。合金と半径5mm
の玉をミルの中に投入し、遠心力により粉砕する。また、合金とフッ化処理溶液をミルの中に入れ、粉砕と同時にフッ化処理する方法も研究している。
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ロールプレス (株)ハイメカプランニング製
円筒状の缶に電極を挿入するため、電極をプレスする装置である。大型電極もプレスできるようになっている。
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手動電極巻き取り装置HS-HandWinding(宝泉(株))
円筒缶タイプの電池の電極を巻き取る装置である。巻き取って円状にしたものを電池缶に挿入する。
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電解液注入機 VD102(ファインフロー研究所)
缶状の電池内部を真空状態にし、電解液を注入するものである。電池フォルダーに電池をセットして電池内部を真空状態にし、ストックタンクの電解液を注入する。
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グローブボックス 万善工機(株)
合金の酸化や発火を防止するため、アルゴン雰囲気下で作業するための装置である。
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真空定温乾燥機 DP63型(ヤマト科学(株))
40〜200℃までの範囲内で真空乾燥ができるように設計されている。
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卓上遠心器 H-103N((株)コクサン)
フッ化処理を施した合金を精製水を用いて洗浄する時、合金と溶液を分離するために用いる。
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