蓼科幼児自然教室

「1」設立目的

  1. 幼児期の児童に自然に接する機会を与え、自然観察と体験を通じた自然に対する興味と関心の喚起に加え自然環境に対する慈しみの心の涵養に資する場を提供し、幼児期における観察力・洞察力・発想性の豊かさの育成に資すること、
  2. さまざまな体験を通じて、将来の自然科学に対する関心を持続させる契機とすること、
  3. 幼児自然教育を介した高度なボランティア活動の場を提供すること、

「2」設立の条件:

  1. 国際的にみてユニークな活動であること
  2. 国際性が豊かであること
  3. 社会的に貢献できること
  4. 幼児の自然教育に資すること
  5. 参加意欲の高いボランティア活動にできること
  6. 親子の絆(きずな)の強化に資すること
  7. 自然環境に高い関心を持つ児童の育成に資すること
  8. 営利を目的としないこと
  9. ボランティア活動の一環にできること
  10. ボランティアといえども無償対象者とはしないこと(無償者分の基金化)
  11. 国・地方公共団体・財団等の公的支援が得られやすい組織(財団等)とすること
  12. 財団・企業・裕福層の寄付行為の対象となり得ること

「3」組織体制

  1. 敷地提供者:須田精二郎(茅野市北山内山財産区)
  2. 施設提供者:(株)水素エネルギー研究所
  3. 現地建物維持・管理:(株)水素エネルギー研究所
  4. 組織運営者:(株)水素エネルギー研究所を母体とする

「4」支援・協賛体制

  1. 地域の市町村
  2. その他、財団法人、企業、個人

「5」参加条件

  1. 対象者:3歳児ー7歳児(小学校就学前の児童を対象)
  2. 同伴義務者:父母、祖父母、成年に達した親族・兄弟の内の最低1名
  3. 参加条件:臨時障害保険に加入、誓約書及び趣旨賛同書に署名
  4. 参加費用:5日(月曜日ー金曜日)を1コースとする参加費を納付
  5. 宿泊施設:蓼科パークホテル(蓼科グリーンバレー)宿泊費:同ホテルとの協議による特別料金を適用(同伴者数による割引制度、調理・賄い施設など

「6」自然教室の内容

  1. 動植物観察体験(昆虫・魚・小動物、草花・樹木・苔類、など)、天文観察、鉱石採集、気象観察、微生物顕微鏡観察など
  2. 実験農園体験(田圃、菜園、キノコ観察、生薬・漢方薬、高原野菜収穫、花畑手入れ、炭焼き体験、など)
  3. 木工体験(間伐材工作、小屋造り、鳥小屋造り、など)
  4. 土木体験(ブルドーザー・パワーショベル・ダンプカー体験、鍬(くわ)・シャベル・スコップの使用体験、溜め池・川造り、橋造り、など)
  5. 科学技術体験(太陽光・水力・風力発電、電力貯蔵、燃料電池、水電解、太陽熱、電池、電気自動車、膜分離・フィルターによる清水造り、などを面白く体験する機会を提供)
  6. 共同生活体験(模擬キャンプ、キャンプ設営体験、自己炊飯、など)
  7. 山登り・アドベンチャー体験(ターザン、ロープ、吊り橋、川下り、など)
  8. 危険回避・保身法体験(擦り傷・切り傷、災害時、耐寒、食料・飲料水欠乏時、などへの対応法)
  9. 自然観察・体験を話合う体験(カンフェレンス・センターでの発表体験)

「7」指導者専門分野

  1. 理学系(生物、化学、物理、天文、など)、工学系(建築・土木、機械、化学)、その他(鉱山、農林水産、園芸・花卉)

「8」指導者資格(選別試験ー面接有り)

  1. 内外の退職教員、退職者、教員(大学、短大、高専、高校、中学、小学、など)
  2. 学生・生徒(大学院、大学、短大、高専、高校、など)
  3. 内外の専門家およびボランティア志願者
  4. 冒険家・探検家・極地越冬体験者など
  5. 高名な自然科学者

「9」指導者.ボランティア教育と各種規定

  1. 指導者・ボランティアの教育・トレーニング教室(指導内容の徹底、禁止言動、救急・災害時、などの訓練)
  2. ボランティア・アルバイター契約規定、謝礼規定・支払方法、交通費・宿泊費・食費等の経費支払規ドネーション規定、基金設立

「10」現地維持管理者

  1. 維持・管理:水素エネルギー研究所および地元団体が母体となって設立する法人
  2. 専任事務者:維持・管理者があたる
  3. 常駐管理者:維持・管理者から選任する